乳酸菌と腸内細菌のストレス対策効果で慢性炎症・うつ・アトピー改善

ストレス対策には乳酸菌・腸内細菌が効果的です。またキラーストレス対策は慢性炎症・うつ・アトピー性皮膚炎を改善するために大切です。

腸の働きを良くするには副交感神経が大切

当ブログでは乳酸菌と腸内細菌のストレス対策効果慢性炎症・うつ・アトピーを改善するのにオススメである理由について述べていますが、今回は「腸の働きを良くするには副交感神経が大切」であるということについて書いていきたいと思います。

 

これまでの記事では、乳酸菌やビフィズス菌が含まれた「プロバイオティクス」を中心にして、腸内細菌のバランスを整えることがストレス対策につながるということについて述べてきました。

しかしストレス対策のためにはただ乳酸菌などの有用菌を摂取することだけではなく、自律神経のバランスを整えることも大切になってきます。

ちなみに自律神経は交感神経と副交感神経から成っており、血管に巻き付くようにして全身に張り巡らされているもので、アクティブな状態になったり、興奮したり緊張したりすると交感神経が優位になるといわれています。一方休息したり、リラックスしたりすると、副交感神経のほうが優位になると言われています。

健康的な生活を送るためには、この交感神経と副交感神経がバランスよく活動していることが大切だといわれていますが、ストレスが多いと、どうしても交感神経のほうが優位になってしまいます。

しかし交感神経ばかりが優位になってしまうと、腸は蠕動(ぜんどう)運動を鈍らせてしまうのです。

なぜなら腸は「腸神経叢」と「自律神経(交感神経・副交感神経)」という腸自体に存在する二つの神経によってコントロールされていますが、腸に限っては車のアクセルのような働きをするのは副交感神経であり、交感神経は腸の運動のブレーキ役を果たしているからです。

つまり、長期間、過度のストレスにさらされ続けてしまうと、腸の働きが抑えられ、便秘などの原因になってしまうのです。

また、余計にストレスを感じること自体が悪玉菌を増殖させることにつながっていってしまいますし、その状態に拍車がかかると「うつ」や「過敏性腸症候群」などの問題も生じてきてしまいます。

したがって、腸の健康を維持するためには、普段から深呼吸などをしてリラックスを心がけたり、時々、気晴らしのためにただぼんやりと青空を眺めたり森林浴などを行ったりすることが必要なのです。

 

腸の健康のためには副交感神経を優位にしてリラックス

 

ちなみに手っ取り早く副交感神経を優位にする方法は、リラックスしながら、「ふーぅっ」と、お腹を背中の方に押し込むようにして、なるべく長く(出来れば20秒間)、息を吐き続ける呼吸を行うことです。

 

stress-kaizen.hatenadiary.com

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